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関東の神社めぐり プチ神楽殿掲示板
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紀伊国式内社参拝「丹生都比賣神社」 ( No.[11]14 )
日時: 2010/01/08 20:30:48
名前: 御津垣  ID: J9mILEhQ
編集: 【回数】 3回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2010/01/18 09:45:08

「丹生都比賣神社(にうつひめじんじゃ)」


姫路からJRを乗り継いで、和歌山に到着。
安いカプセルに宿を取っていたので、そちらに向かう。
なんか変わった形状のホテルである。
家族連れの子供が煩いし、カラオケも煩い。

幸いカプセルルームへの影響はないようだ。
ともかく、疲れているし明日も早いので、さっさと眠りたいところであるが、
実のところ明日着る服がない。ちょっとリミッター切りそうな臭いが。。。
さっさと洗濯です。暇なのでビールを飲みながら。PCを触りながら。

そんあこんなで洗濯も無事終了。これで明日以降問題なく動ける。


7時起床。8時のレンタカーオープンに合わせて移動することにする。
しかし、ちょっと早すぎたようだ。15分前に店前まで来てしまった。
周りを徘徊しながら、時間を潰すことにした。
ちょっと離れたところには、有名な「井出商店」が鎮座!
ああ、ラーメン食いたいよ〜。でも、今日はガマンガマン。

やっとレンタカーを借りることができた。
レンタカー屋の地元案内には、ラーメンマップがある。
さっそく一部貰っとく。でも、今回はダメ。

では、最初の目的地をナビに入力。最初の目的地は、丹生都比賣神社。
今回で3回目。でも写真は撮ってないのです。初めて伺ったときは、奈良県側
からだったが、その立地や様式美に大変感動したものだ。
そんな感情は正直薄れてしまっているのであるが。。。
兎も角、参拝や写真の撮影と、朱印帳の入手も今回は目的となる。

9時、神社に到着。早速参拝を開始。今日の天候は下り坂。
空はすでに一面の雲に覆われている。写真はいづれ取り直しに伺う!
さきの参拝者は、2名。まだ時間も早い。これからなのであろう。

参拝・写真撮影後に、社務所にて朱印帳を入手し、御朱印をお願いする。
神社の謂れ等、色々お教え頂いた。
「丹生」には水銀にまつわる謂れもあるのであるが、産出の実績はなく、
根拠としているデータもいい加減で、眉唾ではないかとのこと。
和歌山では、金銀銅の産出はあるが、水銀はないという。
この水銀のまつわる話は、丹生氏について考察した『松田壽男』説があまりにも
有名になりすぎていることが原因で、実際には「朱土」を意味しているのでは
ないかと仰っておられた。

確かに、水銀と丹生に関する説は非常に有名である。自分も知っているくらいだし。
神職はその内容を認めていない面白いお話であった。

しかし、和歌山の主な水銀産地は伊都郡。つまり神社が鎮座している
地域であるとしているいうお話もある。
そんなこともあり、実際に科学的な検証と、考古学的な調査を行わなく
ては結論はでないものと思われる。
もし、水銀の産出があるとすれば、それに関わる産出記録や、
輸送に関わる朝廷側などの記述がどこかにあるはずであるかである。
(有名なくらいであれば伊都郡で地内消費できるとは思えないし。)
また、鉱山の状況を検分することにより産出量や、主な成分をデータとして
明確にできると思うのであるが、素人なのでここで逃げときます。

ちなみに、丹生氏も128代の丹生広良氏が「丹生神社と丹生氏の研究」を
だされているようです。中身を知らないので、紹介までですが。


さて、丹生に関する熱い解説を頂戴したあとは、頂上の二つ鳥居について
確認をとる。今回は登山の用意はしていないが、後日挑戦したいので。
お話によると、神社からは約30分くらいとのこと。
それなら道に迷うことがなければ問題ないでしょう。


さて、長居し過ぎました。お礼を述べて次へ参ります。


つづく
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