- 日時: 2012/04/14 15:01:42
- 名前: 御津垣 ID: a4pDPiV6
- 編集: 【回数】 9回
【名前】 御津垣 【最終日時】 2012/04/22 10:10:20
- 3日目 その2。
観光協会の方に御礼を述べて次に向かう。 次からは本来の式内社巡拝である。
『海神社』10:05 碧風舘より右折して、県道319号線を走ること3分。 若干狭い場所を通りぬければ目的の海神社の鳥居が左側に見える。
参道には一台の軽自動車が停まっている。 港側には簡易トイレを積んだトラックが。 写真 写りはよくないが仕方がない。特にトイレが。。。
境内を覗くと氏子さん2人が、なにやら準備をしている。 伺うと明日はお祭りとのこと。明日からは晴れ、祭り日和となるでしょう。 その後 お二人は奉納幟を組み終えたのか拝殿に片付けて帰宅された。
自分たちも参拝を終えて次に向かう。
あー、あのトイレはお祭り用なのか!?
『眞氣命神社』10:25 改めて319を走る。ここからは走りやすい道である。 やがて右方向 港側に白い鳥居が見える。
扁額を見て目的地であることを確認する。 ただし、神社自体は山側である。 上り道がつづいており、先は見えなかった。
今思うとそれは間違った選択であったのだろう。 時として人は間違った選択をしてしまう。 その時の彼らを誰が責めることが出来るのだろうか。 この記憶はいつかよい思い出に昇華できる日は来るのだろうか?
2台の車は参道を進むことにした。 参道は狭く両側は谷となっている車幅ギリギリの道だ。 その参道自体でさえ竹が覆い、倒木に塞がれている箇所がある。 自分とSSさんが車を降りて倒木をどかす。
ようやく鳥居前。 ここに車を停めて参拝に向かう。 鳥居からつづく階段にも木が倒れかかっている。 階段上に拝殿が見える。奥行きがない境内なのか。
階段を登り拝殿前に辿り着く。 どうやら奥行き一杯まで使って建築しているようだ。 大きな本殿と拝殿である。 それに対して、横方面は広く思える。異常に離れて参集所がある。
それほど人が入っているようには思えない。 先ほどの参道の惨状もあるが、境内は草が伸び放題である。 参拝のしやすさとかもあるのかもしれないが、 月に一回は手入れしていればここまではならないだろう。
ただ、地域の事情もある。 それを知らない余所者があまり大きな声はだせない。 今は参拝させてもらえるだけでもよしとしよう。 拝殿の扉を開けてお賽銭を収めお参りする。
写真の撮影も終わり階段を下りる。 靴汚れてしまったな。と考えながら。
自分は車に乗り込み、鳥居前で切り返しを試みることになった。 鳥居前には若干のスペースがあり、ここで2台とも反転しようと考えたのである。 しかし、いくら小さい軽自動車といっても限界がある。 数回のトライの後、ここでの切り返しは諦めた方がいいと判断した。
そうなれば、長い下りのバックが待つことにとなる。 両脇は谷となっている狭い道。慎重な運転が必須となる。 運転手以外は、全員が外に降りて雨が降る中、車の誘導が開始される。 ひぐらしさんは顔色が悪い。
まずは、しんや@くっしんさんの車がバックを開始する。 自分も車を降りて前輪の状態を確認する。 数回のハンドル操作の後、もっとも危険な箇所は脱っした。 どうやら向こうは途中で反転することにしたようだ。 左後方の僅かなスペースに後ろを入れて切り返しを始める。 その僅かなスペースは上りとなっており電信柱が立っていた。 更には入り口自体は少し下がっている。 タイヤの下ろし方を注意するが、それでも沈んだ場合は 最悪上がれなくなる可能性もある。 全員が固唾を飲むなかでそれは開始された。 aquさんの誘導、しんやさんのアクセル、ハンドル操作どれも 間違いは許されない。
どれだけの時間がかかったのだろか。 (もしかしたらそれは気のせいかもしれないが。) 数回は悲鳴みたいなものもあった。切り替えしの数は、数え切れない。 しかし、全員の協力のもとそのミッションは無事に成功したのだった。 しんや@くっしんチームは脱出を果たした。
さて、残りは自分である。 SSさんが残り、後ろを誘導してくれる。 自分は最初から全部バックで行くつもりである。 時間もかかっているのでさっさと行動する。 何回かタイヤの位置修正の指摘を受ける。 そして、相当下りてから広い場所で切り替えした。 結果、全員が無事(?)に生還を果たすことができた。
しかし、なぜあの時「歩いていこう」と判断ができなかったのか。 それを今 言うことは簡単である。実は深い事情があったのだ。 そう、あの日あの時 自分は確かにこう思ったのである。 「雨降ってるし、かったるいな〜 」と。
はい。。。全部自分が悪いのです。みなさん ごめんなさい 。
しんや@くっしんさんの後日談 「オフ会というのは、人の心のぬくもりに触れたり、命の危険を感じたり。。。」 コメントには続きがありますが、それはまた後ほど。
『比奈麻治比賣神社』11:35 判断ミスによる時間ロスが痛い。 それよりの精神的なダメージが。。。
次に向かうのは比奈麻治比賣神社。 こちらもおおよその位置のみで。。。またか。。。
地図を見ると、宇賀地区から内部に入る道があり そこに鎮座しているかのように見えたので、そのように進む。 いづれは鳥居が見えてくるだろう。そんなつもりであった。 しかし、どれだけ進もうと鳥居は見えず、 どんどん道の状態(落石など)は悪くなり、人里からも遠くなっていく。
おかしい。そう思ってはいたが「こっちでいいはずだ!」と 自分に言い聞かせ進んでいた。しかし、さすがに限界だ。 一旦停車する。しんや@くっしんさんも心配になり隣に車を寄せる。 こんな時は、玄さんのページやと(馴れ馴れしくてすいません )、 玄松子さんのページをスマートフォンで見る。 なんと海側に鳥居の写真があるではないか!! もしかしたら、新しく道ではなく通らなかった海沿いにあるのか?
またしても相当な時間をロスして引き返すことになったが、 鳥居は容易に見つけることができた。
しかし、鳥居の扁額には、「濟神社」とあるではないか。 本当にここなのか? ※今回 島前は全然調べずに来てます 。 写真から見てここしかない。とりあえず車を路肩に停めて登ることにする。 登りはじめてすぐに開けた場所に着く。そこで参道は切れてしまっている。 だが、山側を見ると石鳥居と拝殿が見える。 「あれか!」。いかにも重機でならしたような土地であるが、 雨でぬかっているので汚れないように気をつけてそちらに向かう。 鳥居前には、さっき通った新しい道。。。こっちでも正解だったのか?
拝殿外側には、神社名を示すものはない。 まだ、ここが目的地であるか分からない。 賽銭箱も見当たらないので拝殿の扉を開けてみる。 雨空でただでさえ暗いので拝殿の中はより一層と暗く感じる。 本殿に続く扉からの明かりを頼りに目を凝らす。 額が掛かっているのが分かった。賽銭箱自体も中ほどにあるようだ。 (雨宿りも含めて)昇殿してお参りさせてもらう。
額には「奉納 比奈麻治比賣命」とある。 ようやくここが目的地であることが判明する。 各々お参りし、折角だしと記帳する。その後は雨に濡れながらの写真撮影である。
お参りは終わったが、雨の中 全員で車まで戻ることもないので、 運転手のみ戻って車を二の鳥居前まで持ってくることにした。
そろそろ、昨日本土に戻られた「紋次郎さん」が別府港に来る時間である。 急ぎ別府港に戻る。しばらく走ると港に向かうフェリーを目視できた。 (急ぐ必要などないのであるが )フェリーが着く前に到着してやると スピードを上げる。結果フェリー入港前に駐車場に到着し紋次郎さんを待つことに。 やがて合流。時間はお昼を回っている。 朝方お世話になった「観光協会」で、お昼を食べる場所を紹介してもらう。 そちらで食事を摂ることにした。 ひぐらしさんたちは「寒シマメ」を食べたかったようだが、 中ノ島の名物らしく、ここでは諦めたようだ。
写真 海神社 眞氣命神社 比奈麻治比賣神社
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