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関東の神社めぐり プチ神楽殿掲示板
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隠岐式内社巡拝 3日目(3/3) ( No.[12]16 )
日時: 2012/04/14 15:28:12
名前: 御津垣  ID: a4pDPiV6
編集: 【回数】 3回   【名前】 御津垣  【最終日時】 2012/04/22 08:38:26

3日目 その3。


『焼火神社』13:45
ひぐらしさんが、宮司さんと13:30でアポを取ってある。
紋次郎さん合流後の昼食もそれほどゆっくりはしていられない。
昨夜の日本酒の件もあり、ひぐらしさんにおごってもらう(ゴチになりました)。
ちなみに、この後ちょっとしたコミュニケーションミスで、
食い逃げ未遂を起こすことになった

浦郷方面に向かう国道485号線 西ノ島バイパスは快適である。
交通量も少なく、新しい片側一車線の道。
これで晴れていれば窓を開け風を感じて走るのだろうが、
今はただその爽快感を想像するだけである。

新しい橋に向かうトンネルの手前で左折し南下する。
マリンパーク弁天を過ぎたところで、看板があるので右折して山道に入る。
舗装・整備されており基本走りやすい道である。
ただ、崩落しやすい岩盤のようで、雨の後などは注意しておいた方がいいだろう。
まあ、十津川村ほどじゃないだろうけど。あそこは運も必要だし。。。

小ぶりの落石を避けながら山道を走ると、やがて終点 駐車場に到着する。
すでに約束の時間であるが、まだ先がある。
ここからは登山道(参道)。車を停めて気合を入れて階段に足をかける。
ん?なんだあの看板は。新しい案内板でも作るのかな。

途中 景観を楽しめる場所もあったが、如何せんこの曇り空。
濡れたベンチでは腰を下ろすこともできない。

さて、歩くこと10分。鳥居に辿り着く。
鳥居を潜り左側には急な階段と比較的大きな社殿が見える。
これは東照宮。もともとは美田八幡宮にあったらしい。
目的の社務所は右側に見える。

約束の時間には少々遅れたが、宮司さんは待っていて下さった。
その後、昇殿参拝の上、由緒、隠岐の歴史などを教えて頂いた。
隠岐においては、明治の排仏毀釈は、熾烈を極めたらしい。
島後に比べてまだ島前は幾分マシらしいが、当の焼火神社でさえ、
焼火山雲上寺の寺号を捨てている。
また、雲上宮の御神体(ご本尊)を拝見させて頂いた。
境内社の雲上宮は手前の橋が老朽化で、落ちてしまったらしい。
その為、現在は焼火神社拝殿に祀られている。

ちなみにこちらの宮司さんは、今日伺う神社のうち、
由良比女神社以外は全て兼務されている(本務は焼火神社)。
そう黒木神社の御朱印を問い合わせした宮司さんと同一人物なのである。
もちろん知ってましたよ?会った瞬間に御礼も言いました
というわけで、ハマッタ『眞氣命神社』の件も笑い話になりました

参拝後、社務所に移動して2階に上げて頂く。
御朱印を頂いている間に、窓からの景色を楽しむ。
また、抹茶を頂くことに。
茶殻を捨てる手間がないので抹茶を飲まれているらしい。
ひぐらしさんが皆の分の抹茶を立ててくれた。

島前の集落から参拝にくる「はつまいり」の参篭所でもあるので
社務所というにはあまりに大きい。
しかし、よく聞くと往古の半分の規模であるという。
改修時の費用が高額だった為、今の規模に縮小したらしい。
御朱印を頂いている部屋には「海士町」との張り紙がある。
今年の「はつまいり」のものであろう。

さて、名残り惜しいが、そろそろ時間が怪しくなってきた。
オフ会参加者のフェリーの時間が迫ってきている。
あと一社 由良比女神社だけは参拝しないと、目的は達成できない。
自分とは違って余裕がないのだ。

宮司さんと一緒に山を下りる。
駐車場に挨拶をし、宮司さんは先に出発された。
自分たちは、ナビを設定後に出発する。

山道を下っている途中で、宮司さんの車が停まっていた。
何をしているのだろうか?なにかを取っているようだ。
笑ってフキノトウを見せてくれた。
なるほどね。挨拶して先を急ぐ。




『由良比女神社』15:00
特に迷うことなく到着。山のイカの飾りが怖い。

オフ会組は相当焦っている。早々に参拝に向かう。
なんでも、15:45の「フェリーおき」に乗るとか。。。
この後 伺う予定であった大山神社には行けないらしい。

ゆっくり写真を撮っている自分に、ひぐらしさんが
先に失礼することを告げる。
これから宮司宅に伺って、御朱印を分けて頂くらしい。
お気をつけてと見送る。
自分は無人になった境内をもう一度回ってから宮司宅に向かうことに。

浦郷の郵便局脇ということは知っていたので、ナビで郵便局を目指す。
細い路地の先に郵便局を見つけるが、駐車スペースがない。
自宅前で右折し港側に向かうことに。
そこで港側より左折してくる見慣れた車が。。。まだ居たの
自分より自宅付近に駐車して、4人が大急ぎで宮司宅に突入してゆく。

こちらはセルフ御朱印で有名。
各自が思い思いに御朱印を押してゆく。ただ押すのはいいけど筆がね。
自分は時間的に余裕があるので後ろに控える。
しかし、悩んでいる時間さえないのだろうな。皆は流れるように筆を走らせる。
あと二十分というところで、オフ会メンバーは車に。
自分は改めて宮司宅より見送る。「ようお参りでした」と

嵐が去った後のような静けさである。
さてと、では改めて自分の御朱印を分けてもらおう。
今回は自分で墨書きはしないことにしているので印だけ。
それと書置きのものを一部分けてもらう。
御朱印代と由緒書きの初穂を収める。ついでに皆が納めた小銭で両替しておこう。
立ち去った後にお札ばっかりで、驚くかな〜という悪戯心もあるのであるが



『大山神社』15:40
自分も西郷方面に戻る。国道沿い。
焼火神社に急いで居なければ寄っていたところなんだけど。

スーパーの駐車場に車を停めて、ついでに買い物をする。
喉が渇いていたので丁度いい。

しかしここの神社は境内に紐が多く設置されている。
鳥避けの紐なのだろうか?
本殿とか写真を撮るのが大変だ。それと扁額の色が大胆だ。。。

15:46 ひぐらしさんからメールが入る。
どうやら無事に乗船できたらしい。よかったよかった。

さて、自分も西郷港に戻ろう。本日の宿泊は中ノ島。
島前連絡線に乗ることになる。
ちなみに今回のレンタカーは西郷港に乗り捨て。
1kmあたり20円で計算して、車内に代金を入れておくシステムだ。
関東では考えられない!鍵を開けっ放しで、金も鍵も置いてゆくなど。
これも離島という立地のなせるわざなのだろう


しんや@くっしんさん後日コメント完全版
オフ会というのは、人の心のぬくもりに触れたり、命の危険を感じたり、
フェリーに乗り遅れそうになったりと、筋書きのないドラマだったのですね…



写真
 焼火神社
 由良比女神社
 大山神社
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