- 日時: 2012/10/21 18:09:37
- 名前: 御津垣 ID: efHGXOkE
- 編集: 【回数】 2回
【名前】 御津垣 【最終日時】 2012/12/07 21:23:19
- 小掠賣神社(おしめじんじゃ)
【御祭神】小椋賣命、大山祇命 【祭祀】 例祭 5月11日 【鎮座地】酒田市楯山字大村山12−2 【旧社格】村社 【駐車場】あり 【御朱印】未確認 【本務】 玉池神社
祭神の小椋賣命は、 『日本三代実録』巻二十四 貞観十五(873)年六月廿六日己未 において、以下のような記載がある。 ------------------------------------------------------------------- 節婦出羽國飽海郡人伴部小椋賣。伉儷亡後。廬於墓側。爲尼持戒。苦行精進。 叙位二階。免同戸租。旌表門閭。 -------------------------------------------------------------------
−由緒(山形県神社誌より)− 六国史で日本史上貴重なる文献とされている三代実録に、 小掠賣神社について次の様に記述されている。 小掠賣神は本朝烈女伝に伴代の女とあり、霊峰胎蔵山の麓楯山に嫁いで 幾ばくもなく夫が亡くなり、親族が再嫁を勧めるが節を守って、遂に髪を落として 尼になり、夫の墓の側に蘆して持戒精進する。 その事が遠く京都に聞こえて、貞観十五年にその貞節を称えて位二階を賜わる。 そして家の租税を免じて、善行を村の入口に掲示する。 小掠賣没後のこの様なすばらしい御徳を愈称えようと、 村の父老相はかって祠堂を建て、木像をおさめて崇め祀ったと伝える。 社は以前、御堂の瀧付近にあったらしく、その後享保十八年平田元に遷され、 明治四十一年現在地に遷座、昭和四十六年社殿を新築する。 小掠賣神が胡麻を絶って願をかけたといういわれから、この地区では胡麻を植えず、 これを植えると不吉な事があると語り伝えられている。
酒田市楯山に鎮座する。 近くの工場で場所を聞いたが分からないようであった。 あまり地元の人に知られていないのか? 何度も迷った。
「楯山川を上流方面に見て右側」にあると覚えておけばいいだろう。 広い道が左に90度に折れる場所で、まっすぐ狭い道に入ればよい。
社号標には「国史見在社」とある。 当時は実在の人だったのだから厳密には違うと思うのだが。。。 社殿にはネットが張ってある。鳥よけであろうか?
以下サイトも参照されるとよいかもしれません。 サイト名『酒田市楯山だ!』 http://www.ic-net.or.jp/home/hirotosi/index.html 平田町楯山→楯山の歴史【小掠賣様の由来】
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