- 日時: 2012/05/19 16:10:28
- 名前: 御津垣 ID: dF.v89Jg
- 編集: 【回数】 2回
【名前】 御津垣 【最終日時】 2012/05/26 01:58:19
- 隠岐式内社巡拝 5日目 その1
浦郷『味好』で目を覚ます。 昨日の予報では「晴れ」。障子を開けて港を見る。 空は晴れ渡り雲は少ない。 今日は、よい一日となりそうだ。
しかし、現時間は5時を過ぎたばかり。 さすがに行動を開始するには早すぎる。 7時までもう一眠りすることにした。
7時 本当に起床である。 改めて障子を開ける。あれ?雨が降ってます。。。
巷に雨の降るごとく わが心にも涙ふる。 かくも心ににじみ入る このかなしみは何やらん?
突如 フランス詩人が舞い降りてきた。 いかんいかん!ヴェルレーヌくん、BLはいかんよ!
ちが〜う!
さてと、雨ですか。。。なんでですか? さっきまで晴れてましたよね。 すばらしいお笑いサイト、いや失礼。 すばらしい天気予報サイト「ウェザーニュース」を確認する。 晴れてますね。うーん、そうだね。またですよね? 責任者ちょっとこいや!(怒)
ほぼリアルタイム修正する このすばらしい「予報」サイトは そのうち修正するのだろうから、あとで見て笑おう。
さて、気を取り直して朝食を頂こう。 今回は用意を出来ていたので皆なと同じ大部屋で頂くことに。
朝食を摂りながら、今日の予定を考える。 今日は、御朱印を頂こうという気はない。 晴れたところで写真を撮影しよう思っているだけなので、 晴れるまでは他をまわった方がいいだろう。
近くには、「通天橋」やら「摩天崖」などの観光地がある。 こちらを先に伺うことにした。 旦那さんを世間話ついでに、そちらに向かうことを告げる。 一つアドバイスを受ける。 「馬や牛が通行の邪魔をされるだろうけど、クラクションを鳴らしてはいけない。 1mくらいに近づけば自然に退いてくれる。」とのこと。 なんでも、以前 本土からメルセデスで来た観光客が、クラクションを鳴らして 怒った牛が角で側面に穴を開けてしまったらしい。 なるほど。御礼をしてチェックアウトする。おー、あの料理でリーズナブルです。
『通天橋』8:20 上の駐車場に着いたのは8:00であったが、通天橋に行くには 遊歩道を15分程度歩くことになる。 空は、いまだに雨模様。昨日回収した折り畳み傘が有り難い。 海からの風は肌寒い。小雨もぱらつき、雲で覆われた空以上に心が暗くなる。
晴れていればもっと違っていたのだろうが如何せん。 写真を撮って駐車場に戻る。 やがて雨脚も強まる。 これではどこに行っても仕方ないので車で待機することにする。
。。。 30分は待ったが改善の見込みが見えない。 時間が勿体無いので、通天橋の上部の摩天崖に向かうことにして 車を動かすことにした。
もう少しで摩天崖上部というところでお馬さんにエンカウント! このお馬さん、海風を受けながら、道路から崖側を物憂げな表情で眺めていた。 渋い渋すぎる!お前はハンフリー・ボガートか? いや、違う。どいて下さい! 民宿のご主人に教わった通りにゆっくりと車を近づける。 退きません!退きませんよ、ご主人!
待つこと 五分強。ようやく動く。 表情から察するに「仕方ね〜な〜」という感じか? いやまあいいけどね。 あまりにヒマだったのでつぶやいてしまった。
『摩天崖』9:30 駐車場とその先には数台の車。どうみても観光客のものではない。 駐車場のは、多分トイレの設置工事中。 その先のはなんであろうか?観光シーズンに向けての整備だろうか。
先ほどの駐車場と違い、風を遮るものはない。 海風が車体を揺らす。空の状態は改善に向かっているようである。 もう少し雲が取れるまで車内で待つことにした。
20分後、ようやく活動開始。 すっごく時間無駄にしています。
摩天崖の上部に着く。 空の色、雲の色、海の色、国賀海岸が作る景観が美しい。 ずっと見ていていたい風景の一つになりそうだ。
ただし。。。あたりに目をやれば、そこら中に馬糞やら牛糞やら。 ここは馬糞崖か!改名してしまった(汗)。
摩天崖の崖部分を見るために、通天橋の方へ下りていく。 下りても下りてもなかなか崖を見ることができない。 20分後、ようやくその姿を確認できた。 写真に収め、また登り返す。 上部に戻ったのは、その20分後である。 ここに来るには体力と時間が必要だが、 風景を楽しみながら、ゆっくり歩けばきっと気持ちいい散策になるだろう。
さあ、天気も良くなったので由良比女神社に向かおう。
駐車場からは家族連れが歩いてくる。 子供たちが楽しそうだ。それを見ている親たちの顔もほころんでいる。
通天橋にから来た道へ下りる途中、一台上がってくる車とすれ違う。 車幅がギリギリなので怖いのです。慎重に。
やがて、右に通天橋、左に浦郷というT字路にあたろうという手前。 とうとうもうひとつの強敵とエンカウントした。 牛が連れ立って道を塞いでいる。 はー、ため息が。やり過ごすのには数分を要するのであった。
写真 通天橋 摩天崖から国賀海岸 摩天崖上部
-
|