梅の森天満宮【栃木県足利市八椚町】の参拝記
神社名 | 天満宮(てんまんぐう) |
鎮座地 | 栃木県足利市八椚町573 |
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梅の森天満宮(栃木県足利市)の御祭神
菅原道真公(スガワラノミチザネコウ)
梅の森天満宮(栃木県足利市)へのアクセス
駐車場:境内
最寄駅:あしかがフラワーパーク駅(JR両毛線)
梅の森天満宮(栃木県足利市)の由緒
梅の森天満宮 栃木県神社誌由緒
梅の森天満宮参拝記
梅の森天満宮は、栃木県足利市、市道67号の八椚町交差点から入った北の山の麓に鎮座する。
駐車場は、境内右側社務所前が空いている。
地方によくある天満宮で、兼務社なので無人。
しかし、由緒の創建をよくみたら、創建が鎌倉時代と古い神社だった。
鳥居を潜って境内へ。
手水舎は水盤があるが、水は水道の蛇口。
絵馬があるので、祭事のときか、どこかで取り扱っているかなのだろう。
燈籠があったが、案内板が無いので歴史的な価値はわからない。
対にはなっていないようだ。
鳥居の所にある狛犬。
よく見かけるタイプで、狛犬としては新しい方だろう。
拝殿で参拝する。
元々梅の森にあった天神を、現在地に遷座したというが、八椚町には梅の森の地名が実際に残されている。
現在地よりも南、毛野公民館の北側にある住宅地辺りが梅の森だ。
ちなみに、八椚城跡は住宅地になっていて、きちんと城跡になっているわけではない。
松陰私語や続群書類従に佐野家の八椚城が出てくるが、享徳の乱で長尾景信軍に攻め落とされている。
本殿は覆われていて拝見できない。
元々は権現だったところに、天神を合わせ祀ったことから天満宮になっているが、権現が何だったのかがわからない。
境内社はいくつか石宮があった。
どれかが星宮神社かもしれない。
社務所は境内右側にあるが、普段は無人だ。
八椚は「やつくぬぎ」と読む。
天満宮が合祀される前から祀られていた権現は、鎌倉初期で足利荘が成立後なので、足利義兼公の代くらいであろう。
八椚城は、室町時代に藤原の佐野家の被官が築城しているところが、歴史背景を面白くしていると思う。