栃木県の参拝神社

梅の森天満宮【栃木県足利市八椚町】

2019年2月28日

梅の森天満宮【栃木県足利市八椚町】の参拝記

梅の森天満宮【栃木県足利市】
神社名天満宮(てんまんぐう)
鎮座地栃木県足利市八椚町573







梅の森天満宮(栃木県足利市)の御祭神

菅原道真公(スガワラノミチザネコウ)

梅の森天満宮(栃木県足利市)へのアクセス


駐車場:境内
最寄駅:あしかがフラワーパーク駅(JR両毛線)

梅の森天満宮(栃木県足利市)の由緒

梅の森天満宮 栃木県神社誌由緒

鎌倉時代初期、足利荘が成立後、八椚郷が開発され、福徳山麓に権現が奉祀された。室町時代、佐野師綱の被官八椚弾正正忠が築城の際、梅の森に天神を奉祀した。延享二(1745)年、再建。嘉永三(1850)年、再々建。明治四十二年、星宮神社を合祀し、翌々年、福徳山麓に遷座。同四十三年、神饌幣帛料供進社に指定される。昭和九年、社務所を再建。平成八年、本殿・幣殿・拝殿を改修した。

梅の森天満宮参拝記

梅の森天満宮
梅の森天満宮

梅の森天満宮は、栃木県足利市、市道67号の八椚町交差点から入った北の山の麓に鎮座する。

駐車場は、境内右側社務所前が空いている。

地方によくある天満宮で、兼務社なので無人。

しかし、由緒の創建をよくみたら、創建が鎌倉時代と古い神社だった。

鳥居を潜って境内へ。

梅の森天満宮
梅の森天満宮

手水舎は水盤があるが、水は水道の蛇口。

絵馬があるので、祭事のときか、どこかで取り扱っているかなのだろう。

梅の森天満宮
梅の森天満宮

燈籠があったが、案内板が無いので歴史的な価値はわからない。

対にはなっていないようだ。

梅の森天満宮
梅の森天満宮

鳥居の所にある狛犬。

よく見かけるタイプで、狛犬としては新しい方だろう。

梅の森天満宮

拝殿で参拝する。

元々梅の森にあった天神を、現在地に遷座したというが、八椚町には梅の森の地名が実際に残されている。

現在地よりも南、毛野公民館の北側にある住宅地辺りが梅の森だ。

ちなみに、八椚城跡は住宅地になっていて、きちんと城跡になっているわけではない。

松陰私語や続群書類従に佐野家の八椚城が出てくるが、享徳の乱で長尾景信軍に攻め落とされている。

梅の森天満宮
梅の森天満宮

本殿は覆われていて拝見できない。

元々は権現だったところに、天神を合わせ祀ったことから天満宮になっているが、権現が何だったのかがわからない。

梅の森天満宮
梅の森天満宮

境内社はいくつか石宮があった。

どれかが星宮神社かもしれない。

社務所は境内右側にあるが、普段は無人だ。

八椚は「やつくぬぎ」と読む。

天満宮が合祀される前から祀られていた権現は、鎌倉初期で足利荘が成立後なので、足利義兼公の代くらいであろう。

八椚城は、室町時代に藤原の佐野家の被官が築城しているところが、歴史背景を面白くしていると思う。

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